あっという間に5月末!
ツツジの季節が過ぎ、地域によってはもう紫陽花が綺麗に咲いているようですね。
雨で憂鬱になりやすい時期ですが、この季節だからこその楽しみも味わいたいものです。
2021年5月第3週目のウエブル週報は松原がお送りします。
01. 広報 Twitter・ブログ
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また、社長のアカウントはこちら(@gururun)です。
社長のアカウントは更新頻度が高いため、まめに情報をキャッチしたい方はぜひ。
02.私がコーダーとして一人前に働けるようになるに至るまで
「テレワークをしてみたいけれど、未経験だから不安……」
「他のスタッフと同じ空間で働くわけじゃないのなら、どんな風に技術を身に着けていけばいいのか想像がつかない」
「WEB制作に興味はあるものの、とても即戦力になれる実力は無いし……」
そんな不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少しでもその不安を解消できるきっかけになるよう、私の場合の話をさせていただこうと思います。
最初にやったこと
私自身、入社当初は素人でした。
大学の授業で少しだけHTMLやcssを触ったことはあるものの、ワードプレスやPHPの知識は皆無でしたし、決して最初から一人前だったわけではありません。
(ちなみに最初から正社員だったわけではありません。前職で適応障害を発症したため、最初は療養しながらバイトとして経験を積み、一年弱ほどで自信がついたため正社員にしてもらいました。)
WordPress編
ウエブルの場合は主にWordPressでのHP制作を行っておりますので、まずは社長の薦めでこちらの本を一周しました。
「WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座) (日本語) 大型本」
(※改訂版が出版されており、こちらは古いバージョンです。
WEB界隈は技術や流行の変化の速度が凄まじいので、できるだけ新しくて且つあなたに合いそうな本を選んでください。)
WordPressの基礎中の基礎をしっかり学べたため、業務を実践する際にも安心感を覚えることができました。
補足:WordPressを導入するにはPHPが使えるサーバーを用意する必要がありますが、無料のサーバーだと不便なことがあったりしますし、かといって有料のサーバーを使いたくない場合は、xamppを導入することでサーバー代をかけずに学習することも可能です。
ウエブルに入社した場合は、ウエブルが借りているテストサーバーで練習できます。
Bootstrap編
ウエブルではBootstrapを導入しているため、入社当初はBootstrapについても学習しました。
Bootstrapとはcssフレームワークの1つでして、webでよく使われる部品がテンプレートとして用意されており、覚えさえすれば素早いコーディングが可能になります。
私の場合はドットインストールという動画サイトで学習しました。こちらも社長の薦めでしたね。
動画を見ながら実際にコーディングを練習することで、着実に技術を身につけることができました。
とりあえず無料公開されている動画もののみ視聴し、コツを掴んだら主にBootstrap4移行ガイドを見ていました。
(※2018年当時のことです。これからBootstrap5について学ばなければなというところですね……。)
実務において
まずは比較的簡単な業務や、納期に余裕のある業務を任せていただきました。
わからないことはとにかく検索しました。
たとえば、
「上下中央寄せのデザインってどうすれば実装できるんだろう?」という時は、
「上下中央寄せ css」で検索!
「スクロールでふわっと要素を表示するのってどうやればいいんだろう?」という時は、
「フェードイン ふわっと jquery」や「フェードイン ふわっと javascript」で検索!
といった具合です。
jquery及びJavascriptは、動きのあるもの(ちょっとしたアニメーションやドロワーメニュー等)を作る時によく使う言語です。
大抵の場合は先駆者が情報を発信してくれていますので、コピペ&改造でなんとかなります。
調べる度に技術が身に着いていくので楽しいですね。
検索しても上手くいかない場合は、複数の情報を組み合わせてどうにか解決することもありますし、上司に頼ることもあります。
解決できないまま詰まり続けて納期に間に合わなくなってはいけないので、他のスタッフに相談を投げることも大事です。
入社し始めの頃に特に手間取ったのは、Illustratorでのスライス作業でした。
スライスとはつまりカンプから画像を書き出す作業なのですが、気をつけないとずれます(=画像の端が切れる、もしくは端に余分な余白ができる)。慣れるまでが大変でした。
こちらも上司からコツを教わりつつ、検索して解決しました。
また、しばしばPhotoshopによる画像加工の仕事をすることもあります。
作業内容は主にwebに掲載する写真のレタッチ(明るくする、余分な要素を取り除く等)なのですが、そういった時も、
「"やりたい内容" Photoshop」で検索して業務を遂行します。
仕事をこなしていく内に難易度の高い仕事を担当することも増えていき、気がついたら色々作れるようになっていました。
最初は技術が足りなくても大丈夫です。経験が増えるにつれて、コーディングの技術だけでなく「解決方法を探すための技術」が培われていきます。
自発的に技術を吸収する能力は必須ですね。知識に貪欲であればあるほど向いていると思われます。
また、時代の変化についていく柔軟さも必要不可欠です。
10年前に当たり前だったコーディング方法が、現在では時代遅れになっていたり……ということがよくあります。
要約
まず基礎を学習する。
勉強の仕方がわからなかったら相談しましょう。おすすめの書籍・サイトを紹介してもらえます。
わからないことは検索する。
これに尽きます。
web制作に限らず、今の時代、自分で検索して情報を集める&見極める能力がとても大事です。
相談する。
ググってもわからなかった場合は相談しましょう。
テレワークだからといって、決して孤独というわけではありません。
空間を共有していなくても、社員が協力し合う仲間だということに変わりはありません。
03.所感
振り返ってみると、改めてこの働き方が性に合っているなと思いました。何かを作ることが小さい頃から好きだったので、好きこそものの上手なれ、だなあと。
web制作が好きな人、テレワークをしたい人がどんどんウエブルに集まってくれたらな……と思います。