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日報ブログ

デスクワークの健康法&バイアス外しの読書|2021年7月第3週目のウエブル週報

ウエブル週報
AUTHOR 増子 愛

普段は殆どスポーツ観戦をしないどころか、テレビすら見ない私ですが、つい家族につられてオリンピックを観戦。特にバスケットボールのにわかファンになっている増子です。

いつもは地元愛もほどほどですが、今回は富山出身の八村塁選手、馬場雄大選手の勇姿に感動。3×3のブラウン・アイラ選手も、富山ゆかりの選手。来日してすぐに富山グラウジーズに在籍され、八村選手の子ども時代に、バスケットシューズをプレゼントされたという逸話があるそうです。そんな彼のダンクシュートに惚れ惚れしながら過ごしております。

仕事の事ばかり考えているより、異分野の一流の物に触れ、感動することで感性が磨かれ、仕事にも活力や新しいアイディアが生まれてくるように感じます。

さて、今回の週報は
01. デスクワークの運動不足&姿勢のゆがみ解消
02.最近の読書(主に視野を広げバイアスを外す読書)
の2本立てでお送りします。

01. デスクワークの運動不足&姿勢のゆがみ解消

WEB系のオシゴトって、PCに向かってずっと座り仕事で運動不足になったり、姿勢がゆがんだりしがちですよね。特に子育て中だったり、そうでなくても多忙だったりすると、ジムにもゆっくり通えない。
そんな悩みを持つ1人のわたくしですが、できる範囲で健康のために心がけていることや、活用しているツールがあるのでご紹介してみたいと思います。

なるべく歩く

徒歩10分ほどの目的地であれば、歩いて移動。
歩くことは、運動になるだけでなく、セロトニンが分泌されて、ストレス解消・幸福感の向上にも繋がるようですね。

私の場合は、実家の一室を事務所の代わりに使わせて貰うにあたり、10分ほどの道のりを歩いて通勤しています。近所のドラッグストアやスターバックス、コワーキングオフィスのHATCHさんに行くときも、なるべく徒歩で。仕事のアイディア出しなどで行き詰っているときは、「シンキングウォーク」の時間に充てると突破口が見えることも。

先日、張り切って晴れ渡る空の下、気軽に徒歩15分のスターバックスにお散歩したら、7月の気温にやられて溶けそうになりましたが…
時節柄、皆様も熱中症にはお気をつけください。

バランスボールチェアで骨盤周りを鍛える

座っている間も何かできないかと思い、自宅の作業スペースにバランスボールチェアを導入してみました。

ジェリーフィッシュ チェア レッド バランスボール 

座り始めて数日は、筋肉痛になりました!骨盤~おなか周りが鍛えられていることを実感します。
見た目も可愛いので、インテリアも損ないません。

MOFTでPCの角度を上げて姿勢を正す

ノートPCに向かっていると、猫背になりがちですよね。オンラインミーティングでも見下ろす感じになるので、ちょっと顔映りが残念なことに。
そこで高さを自由に調整できるPCスタンド「MOFT Z」を活用中です。

MOFT Z ノートパソコンスタンド 

私が使っているのは上記のように確度を調整できる重めのタイプですが、もうすこし簡易で軽量な持ち運びに向くタイプもあります。

ヨガのポーズで、ゆがみとストレスを解消

ずっと座り仕事で体が凝り固まりがちになったり、ついつい癖で「組み足」をしてしまい体のゆがみの原因になったり。
私の場合、そんな経緯で足の付け根に違和感がでるのですが、(レントゲンでは異常なし)じっくりヨガのポーズを取るとだいぶよくなります。血行もよくなり、呼吸が整い、心も穏やかになるのでおすすめです!
サボると数日で違和感が出ます。やはり継続が大事ですね。

ヨガのポーズはYotube動画やDVDなど学べて、一度身に着けると自分で実践できるのでお手軽です。痛そうなイメージがありますが、気持ちの良いところで止めるのが良いとされていますので、無理しなくてOK。初心者向けのポーズを選ぶのもよいと思います。

なお私自身は、伯父が富山で歴の長いヨガ教室の先生ということもあり、高校時代からたまに教室に参加させて貰っていました。
現在は、教室のWEBサイトの制作もお手伝いし、弊社の川崎とともにレッスン紹介ページにも登場しています。
伝統的なヨガの基本に忠実にレッスンをされている教室で、価格もリーズナブル。肩肘張らずに通える安心感が定評です。
とやま健康生きがいセンター運営ヨーガ教室 サットサンガ富山様

(サットサンガ富山様HPより抜粋)
写真の手前でぺったんこになってるのが私です。(意外に柔らかいでしょ?)

02.最近の読書(主に視野を広げバイアスを外す読書)

リベラルアーツに経営のヒントを求める

経営のために経営だけを学んでいてはダメ。

と、尊敬する大学の先輩より鶴の一声が。
「自然科学や○○や××(←忘れた)などを広く学び、経営に展開できるものを見つけるのがいい。」
ということで、(子育てで忙しいので効率重視!を言い訳に)実用書しか読まなかった私が「広く異分野を学ぼうかな」というモチベーションになりました(単純)。
「すぐ役に立つ知識ほど、すぐに役立たなくなる」とは言いますが、普遍的で中長期にわたる礎となるような学びをしたいものです。

リベラルアーツと言えば山口周さん!ということで、手始めに下記を読んで、リベラルアーツの学び方を予習中です。

山口周さんのリベラルアーツの本の紹介文には下記のようにありました。

リベラルアーツとは、「自由になるための手段」にほかならない。
自分たちを縛り付ける固定観念や常識から解き放たれ、自らの価値基準を持って行動するために。
いままでの正解を突破するヒントがここにある。
独立研究家・山口周が、哲学・歴史・美術・宗教など知の達人たちと、リベラルアーツの力を探る。

先輩が仰っていたのはこういうことか!
さしあたって、哲学・歴史・自然科学あたりを探ってみようかな。(先は長い…)

コンセプトメイキング

WEB制作会社として比較的広い領域に対応しているウエブル。
とある経緯から「選択と集中」について悩んでいました。(定期的に悩んでいる)
教科書には当たり前に載っているようなことでも、言うは易く行うは難し。
巷では「事業を絞り込め」と言われてビジネスが崩壊したり、そうでなくても経営者が不本意な経営を強いられるケースも耳にします。

対外的メッセージだけでも絞り込めばいいだろうか、しかしそれをすると一部のお客様の期待を裏切ることになりそう・・・
にわかに答えも出ずにパンクしかけたところで、ブランドマネージャーの友人 渡邊勇介さん(Alchemist LLC. CEO)に相談。
対話をとても大切にされて、聴き上手なうえ、読書家で且つ、マーケティング・ブランディングの豊富な知見を持つ彼を頼ってのことでした。
丁寧に聴いてもらった後に返ってきたフィードバックは

今めぐさんに必要なのは、機能としての打ち手の絞り込みではなく、それらを上位でまとめるコンセプトなんじゃないかな。

でした。
「同じように複数の領域を手掛けているような企業でも、それらを上位でまとめ上げるコンセプトがあるから、ブレずに価値を発信していける。」
そういった事例もいくつか教えてもらいました。


そうして勧めていただいた下記の本を拝読中。

コンセプトの作り方の手順や、他社の事例が掲載されています。
自社のコンセプトづくりにじっくりと向き合いたいと思います。

そして、あわせて薦めていただいたのが下記。

「1日1国、読んで旅する」なんて素敵!
世界101ヵ国それぞれを表す「価値観」が単語で一つで表現され、その解説が書かれています。
実用書・ビジネス書ばかり読んで視野狭窄に陥りがちだった事を省みて、多様な価値観に触れて自らの概念世界を広げたいものです。
今日、行きつけのスタバでも読んでいるオジサマを発見!オリンピックイヤーにもふさわしい一冊ですね。

最後に

「私がとっている戦略は、マーケティング的に間違っているのかもしれない。」
と言ったら、主人に
「間違っているという言葉をめぐちゃんから聞きたくなかった。
ちゃんとそれで成長してきたし、お客様から指示されてきたんだから。
一般的な経営学書に書いてあることが、今の自社にとって正解だとは限らないでしょ。」
と、いつになく強く切り込まれる。
主人はよく歴史・世界遺産・心理学・人間学的・小説などを読んでいるのですが、対照的に効率を求めてビジネス書ばかり読んできた私は、教科書的なとらわれた考え方しかできなくなっていたのではないかとハッとさせられるのでした。

その道の教科書に書いてある知識は、確かに参考になるし、時にはショートカットになったりする。
けれど、自分の正解は自分で見つけなくてはいけない。
広く異分野から学び、そこから人間の営みを理解し、普遍的に展開できるスキームを見出す。そうして、バイアスにとらわれずに、自分の頭で考える力をつけることが、変化の速いこの時代に求められることなのかもしれません。

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