メインビジュアル

日報ブログ

【セミナーダイジェスト②後半】DXとマーケティング超入門~デジタル時代のコミュニケーションと組織変革~|2022年2月3~4週のウエブル週報

ウエブル週報
増子 愛
AUTHOR 増子 愛

ウエブルの増子です。

前回の記事に引き続き、この2月に登壇させていただいた「DXとマーケティング超入門~デジタル時代のコミュニケーションと組織変革~」のダイジェストをお送りします。
(149枚のスライドから、一部だけの掲載です。)

前半の記事では、世の中のDXにまつわる大きな流れや、主な事例やキーワードを解説しました。
後半の本記事では、身近な会社や業務で実践のヒント、失敗あるあるなどについてお話していきます。

04.DX時代の人と組織 体制構築とよくある課題

DXを行うには、社内で体制を構築することが大切です。まずはCEO・社長のようなトップマネジメントがプロジェクトオーナーとして主導することが求められます。そこからCDO(Chief Digital Officer)といった企業のデジタル戦略を策定・推進を行うマネージャーを任命し、各事業部や現場にもDX推進担当者を配置する体制を取る形が一般的です。
組織横断的なチームを作り、全社的な取り組みを行っていくことも求められます。各企業によってベストな形はさまざまですが、ここでは具体例として、富士フィルムさんのDX組織の事例 も交えながら解説しました。

全社的に足並みそろえてDXに取り組みたいけれど… 様々な人がいる組織では、いろんな壁にぶち当たることも。

よくあるご相談に「上がわかってないんです。」というのがあります。
この記事を読んでくださっているマネジメント層の皆様は、きっとそのようなことはないかもしれませんが、世の中には、現場の方が先にデジタルの必要性に気付いて、上にあの手この手で必要性を伝えようとするもなかなか理解が得られず…ということもあります。
小さく部門予算でできる行動をして小さな成功を作り、有効性を証明したり、他社の先行事例を出したり…
一筋縄ではいかないけれど、中には、地道に取り組まれ、少しずつ全社的な理解につなげていった現場の方も存じており、そのようなお話を交えながら解説しました。


更によくある相談として、社内で認識が刷りあわないという課題があります。
解決の一助として、ワークショップの開催などの方法をご紹介しました。

このほかにも、DXにおける人材の種類や、教育(リスキリング)、ベンダーとのパートナーシップ、個人として求められるスキルアップの方向性などについて解説しました。
DXの分野で活躍できる人材は、必ずしもデータサイエンティストやプログラマと言ったエンジニア職とは限りません。
デジタルでどんなことができるのか、わかっており、自社のビジネスや組織にどのように当てはめればいいのか、戦略を立てたり設計できたり、エンジニアや外部ベンダーと適切なコミュニケーションが取れたり…といったアクションができる推進者の存在も求められているのです。

そんなスキルを身に着けるためのスクールも下記のように台頭しています。


PROTO | ビジネスとプログラミングが学べるプログラム

05.DXのファーストステップ

良い知らせか悪い知らせか、DXに成功している企業は世界で5%といわれています。DXはなかなか難しい。

なので現時点で上手くいっていないからと悲観する必要はありません。これから各企業が、自社にとっての取り組みを計画し、推進していくことが求められているのです。
それも先にお伝えのように、本格的な「真のDX」までいけずとも、一部の業務のデジタル化からでも意義があります。少しでもデジタル化することで、業務効率が上がったり、業績がよくなったり、データを活用しやすい状態が整ったり。その積み重ねの先に真のDXを行う基盤が整ってくるのです。

なので、まずは自分たちにとってのDXのファーストステップを定義することが大事。


デジタル化やDXといっても、マーケティング方面から、業務方面まで、着手できる領域はたくさんあります。
自社の事業や業務にとってインパクトが大きいポイントを探し、そこにまつわるKPI(成果を図る指標)を数値で設定していきましょう。
セミナー本編ではDX設計図などを紹介し、①どの業務で、②どんなツール・システムを使い ③どんなKPIを向上させ、④顧客のCXはどうよくなるのか を1つの図にまとめて計画する方法をご紹介しました。
なお、DX設計図は以下の記事に詳しいです。
参考 「【具体例つき】DXの成否を分ける!DX設計図のつくりかた|コムデックラボ」

DX設計図の活用する方法や、実際に作るワークなども実施出来たらよかったのですが、お時間の関係でご説明までにとどまりました。

つづいて、DXのファーストステップになりそうな切り口をいくつかご紹介しました。
そのうちの1つとして、エクセルのスプレッドシート化があります。

エクセルをメール添付で受け取ったものをダウンロードし、更新して、またメール添付して返送し…というやりとりを繰り返していませんか?
ブラウザ上で、オンラインで同時編集できるだけでも、ずいぶん業務効率がアップしたりします。
どのバージョンが最新だっけ?というお困りごとも解消です。

他に、既存のオンラインサービス(SaaS)型のシステムを導入するという方法も。

セミナー中では、地元のこども塾が、AirReserveを導入してコロナ禍での少人数の教室の実施を予約制にした例や、個人病院がAirWaitを導入して順番待ちストレスを解消した例、酒屋さんがオンライン試飲会をZoomで行った例などをご紹介しました。
そんなSaaSなどのツールを導入するにはいくつかのポイントがあります。

SaaSのいいところは、無料期間や安価な価格設定のものが多く、気軽に試して、合わないと思ったらやめられること。自分たちに合うものを探しましょう。評価項目をリストアップして比較表を作ることも有効です。ウエブルではお客様に代わって評価項目を洗い出し、複数のSaaSを調査してご紹介させていただく「調査代行」も実施しています。
Saasのデメリットは、カスタマイズができないケースが多いこと。絶対必須の機能でなければ、一部の不便を受け入れ、業務をSaaSの仕様にあわせる工夫が必要になることもあります。自社にぴったりなシステムをオーダーメイドで開発するコストとの兼ね合いで検討が必要です。

セミナーの中では、実際にMA(マーケティングオートメーション)を活用されている(株)グラフ様にインタビューに協力いただき、実践のご様子を紹介させていただきました。グラフ様、ありがとうございました!

グラフ様ではMAの導入支援もされています。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回のセミナーでは、このようなお話をさせていただきました。


2025年の崖や、世界での競争力ダウンといった暗い話もあり、ことDXの話題に関しては焦りを感じる方も少なくないと思います。しかし本来デジタルは私たちの会社を、生活を、世の中全体を、ハッピーにしてくれるもの。デジタルでハッピーになった世界を描きながら、そのために行動し続けることが大切だと私は考えています。一緒に頑張っていきましょう!


ウエブルでは、デジタル化やDXに取り組まれる企業様向けに、上記のような伴走型のサービスをご提供しています。ていねいにお話を伺い、御社にぴったりのサポートをご提供します。DXの形は各社によってさまざま。お客様と一緒に考えながらトライ&エラーをして進むことも、私たちの仕事です。詳しくはお気軽にお問い合わせください。


本セミナーのコンテンツ作りでとてもお世話になった参考書籍たち。もし気になるものがあれば、みなさんも手に取ってみてくださいね。

以上、149枚のスライドの中から絞り、ダイジェストにセミナーの内容をレポートいたしました。

セミナーのご用命・ご質問はお気軽に

もし全内容が気になるよ~という方や、うちでもセミナーをしてほしい!という方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

振り返り

セミナーの準備から本番まで、以前より良くなったなと思うところもあれば、反省点もありました。簡潔に振り返っておこうと思います。

よかった点

  • 扱う情報の流れやバランスの設計
    世の中のトレンド→事例・キーワード→よくある課題→身近な実践のヒント のように、世の中の大きな流れを必須として押さえつつも、身近な実践イメージが湧くような流れを意識でき、情報のバランスに一定の評価を頂けた
  • 受講者の名簿を見て、情報の内容を調整
    個人事業主さん、経営者さん、会社員さん、起業準備中の方 など職業がばらけていたので、汎用的な内容を扱いながら、それぞれの人にヒントになるような切り口もちりばめた。
  • 受講者の皆さん巻き込んで、楽しんでもらう工夫(チャットの活用、クイズ)
    会場の声が直接聞こえないのがオンライン開催の残念なところ。チャット欄を活用した参加型の要素を加えたところ、思いのほかたくさんの方から書き込みを頂けた。
    アイスブレイクでかましがネタがウケていたようで何より。
  • 時間調整
    時間調整用のスライドを挟んでいたので、飛ばすことでおおよそ時間通りに終えられた

次回への反省点

  • 質疑応答の回答の質
    質問に即答しようとして、適切な返答ができたか怪しい。普段からもっと情報収集をして引き出しを広げておかねばと反省。即答スキルを鍛えたい。
  • スライドショーのマウスポインタ
    マウスポインタが表示されてないことに気付かなかった。受講者が置いてきぼりになるので気を付けたい。Zoomで表示する方法を発見したので以後実施。
  • プレゼンの表情
    緊張して口角を上げ忘れ、仏頂面になっていたかも。以後、笑顔を心がけて受講者の皆さんにもリラックスしてもらえるよう心掛ける。何より自分も楽しむ。

ふりかえりをしっかり行って、次回に活かしていきたいと思います!

終わりに

あらためまして、本セミナーにご参加くださった皆様、ご協力くださった皆様に、心より感謝いたします。直前まで内容調整に付き合ってくれ、当日も参加してくれたメンバーたちも、ありがとう!このような機会を頂き、事前~当日~事後まで様々に手配をしてくださった富山市新産業支援センターの皆様にも感謝申し上げます。温かな方々に見守られながらセミナーをさせて頂けて、自分は続くづく幸せ者だと感じます。
楽しんで頂けるように、チャット欄を使ったワークを取り入れてみたつもりが、いっぱいのコメントで盛り上がり励みを頂いたのは私の方でした。事後にも沢山のフィードバックを頂き、嬉しく拝読しました。

そして本記事をお読みくださった画面の前の皆様にもお役に立つ情報提供ができていることを願いつつ、何かの機会でお目にかかれますことを楽しみにしております。

今後もちょくちょく登壇を予定していますので、本ページで告知していきたいと思います。
それではまた!

Related関連記事