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人の深層心理から考えるマーケティング術【第一回WEBLE集合研修】|2022年7月3~4週のウエブル週報

ウエブル週報
川村美保
AUTHOR 川村美保

こんにちは。ウエブルの川村です。

2022年7月6日(水)、東京にてWEBLE集合研修を行いました!

私は入社して1年ほど経つのですが、今回リアルで初めて会った方もいたり…さすがフルリモートの会社!(笑)
普段は拠点もバラバラでなかなか集まる機会がないのですが、今後3カ月に1回はリアルに会って集合研修をしよう!となりまして、今回がその一回目でした。

記念すべき最初の集合研修は、株式会社プレシジョンマーケティング クリエイティブディレクター城下 勇一さんにお越しいただき、マーケティングについてのお話を伺う運びとなりました。

今回の日報では、その内容について少し紹介いたします。

認知科学を理解し、情報を整理する

「認知科学」と聞くとなんだか難しそうですが、噛み砕くと
「人間はどうやって物事を認識し、どう理解してアウトプットするかを科学的に考えましょう」ということです。

えっ、結局どういう意味?となった方、私もそうだったのでご安心を。
実際に例を出して説明いたします。

例題として、下記の文字列を10秒で覚えてください。

SWMFAPTIFIMLKDIHTD

さあどうでしょうか。
多くの方が5文字以上になると記憶が曖昧になっていたのではないでしょうか。

では次に、下記の文字列を覚えてください。

SMAPWIFIKDDIHTML

こちらは「全て覚えられた!」という方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
同じ情報量でも、並び方を変えただけで「SMAP WIFI KDDI HTML」と単語として認識ができ、法則が見つかることで理解しやすくなるのです。

また、1度に人間が記憶できる物事は5個〜9個と言われています。
携帯電話番号も、090-0000-0000と、ハイフンで3・4・4と区切られていることで覚えやすくなっています。

これはデザインやディレクションでも活かせる視点で、
情報をなんでも詰め込みすぎると、かえって伝えたい内容が全く伝わっていないということが発生してしまう可能性があります。
上記を意識して、あえて情報を絞って整理してあげることも大切ですね。

安心と満足の関係性

皆さんは、いつもお買い物をするときに何を見ますか?
例えば家電製品を買うとした場合に、
まず「ブランド、保証、〇〇製」とベースとなる部分をチェックしませんか?
これは「安心」の部分となる項目です。

「安心」というのは、±0ですが、そこからその製品を使ってみて
コスト以上の効用が得られた場合に「満足」という+αの感情が生まれます。

効用(価値:安心)/費用(コスト)=1以上となれば「満足」となる

上記を実現させるためには、下記の三つが考えられます。

1.費用を下げる
2.効用を上げる(おまけをつける、など)
3.価値観を上げる

価値(時間、お金など)は増やせないので、3の「価値観」をまず上げることが大切になってきます。

「満足」は安心の上で成り立っており、「安心」だけでは満足できず、満足だけでは不安が生じてしまいます。
LPなどであれば、他社のページの構成分析で下記のような記載の数をチェックしてみたり、「安心」「満足」の割合や順番を変えた多変量テストを行うことも効果的です。

「安心」につながる記載例:〇〇医師監修、〇〇無添加、〇〇保証、〇〇賞受賞、など
「満足」につながる記載例:〇〇でもう悩まない、いつでもキレイな状態に、手間暇かけなくても大満足、など

商品LP制作の場合、安心要素でコンテンツを埋めていき、そこに満足を補足していくのがおすすめです。

VAKモデルから考えるページ構成

VAKモデルとは、

V(Visual):視覚(チャレンジ重視)
A(Auditory):聴覚(理論重視)
K(Kinestic):体感覚(感情重視)

を意味しています。

大まかに男女ではこのような違いがあります。
※VAKのうち、どの感覚が強く感じるかは人により異なります。

男性 V(Visual):ナンバーワン思考
キャリア、学歴など相対的に比較することが定量的なところが多い

女性 K(Kinestic):オンリーワン思考
自分自身ではどう思うのか?という感情が働くことが多い

すべての情報は五感に変換することができ、商品LPなどの制作の場合は
「K(Kinestic):体感覚(感情重視)」の情報を最初にもってくることが良いとされています。

ただし、男性は「V(Visual):視覚(チャレンジ重視)」から始めたほうが良い場合もありますので、
最初にどのような方がターゲットとなるのかしっかり見定めることが重要となってきます。

最後に

城下さんのお話は心理学的なところのお話もあり、とても興味深い内容でした。
また、改めて「自分も無意識のうちに情報を受け取り、頭で処理をして、その結果商品の選択をしているなあ」と客観視できました。
まるで心が読まれているようです。(笑)
今回のお話をうけ、上手くデザインやディレクションで今回の知識を活かしていければ、と思います。

関連リンク

株式会社プレシジョンマーケティング
https://www.precimarke.jp/
マーケティング活動全体の企画設計から実行までを支援されています。

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