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データを元にしたデザイン|2021年9月第3週目のウエブル週報

ウエブル週報
川村美保
AUTHOR 川村美保

初めまして。8月よりデザイナーと入社いたしました川村です。
入社よりあっという間に2カ月…ご挨拶が遅れてしまいました。

私は元々10年程ECサイトのインハウスデザイナーとして働いており、もっとほかの分野のデザインに挑戦してみたい!という気持ちから制作会社の世界に飛び込みました。

ウエブルに入社したきっかけはいくつかありますが、コンサルテーションやアクセス解析等も事業として行っているというところもそのひとつでした。

というのも、「商業デザイナー」としての立ち位置では必ずそういった観点が必要だとひしひしと感じていたからです。

今回はEC業界で経験したデータの重要さをお伝えできればと思います。

EC業界デザイナーのデータ活用法

データで「見える化」し共通認識を持つ

デザイナーあるあるだと思うのですが、「営業とデザイナーが仕事のことでぶつかってしまう」こということをよく耳にします…
お互い「いいモノを作りたい!」という気持ちから、そのようなことになってしまうかと思いますがこれはちょっと悲しいですね。

という私も、データ解析というものに無頓着だった頃にそのような経験があります。

「なんとなく赤色がいいからここを赤色にしようかな」
「ここも、ここも、ここの見出しも目立たせたい!」

など、何も「根拠」がない中で、「私はこう思うからこうしてほしい」というのはお互い納得がいきませんよね。
そして私の場合営業との溝がどんどんと大きくなっていきました…(普段の仲は良好です。笑)

ただ、これは仮説を立てテストを繰り返したり、過去のデータを見ることで解決ができるということがあります。

「ボタンを赤にした場合と青にした場合、青のほうが○○%クリック率が高かった」
「ここの見出しだけ目立たせた場合のほうが転換率が○%UPした」

と、お互いが感覚ではなく数字で見える化されたもののほうが納得できます。これはお客様にとっても、自分たちにとってもハッピーなことですよね。

前職ではデザイン面の指示を出す立場にいましたが、依頼の際は必ずデータとしての根拠を用意し「なぜならば」と理由付けをするように心がけていました。
指示される側も言われるがままのデザインをおこすのと、目的を理解した上でデザインをおこすのでは、全く違うものが出来上がるからです。

誰のためのデザインなのか

デザイナーとしてよく陥るのが、「格好良いサイト」を作るということを目的としてしまうことです。
みたときに「ステキ!」と感じさせることも大切かと思いますが、そこに重きを置いてしまい自己満足になってしまっては意味がありません。

EC業界では、商品ページは「お客様」がみて、「購入」までスムーズにたどり着けるかといったところが勝負になってくるからです。

デザインが良くても、お客様がサイト内で迷子になったり、また、目立たせたい優先順位が整っていないため結局どのボタンもクリックに繋がっていなかったり、といった問題がでてくる場合があります。

データを紐解いていけばお客様の行動に仮説をたて、よりお客様の為にとってデザインができるかと思います。

ただ、あまりデータばかりに気を取られていると全体のデザインの調和がとれていなかったりするので、いい塩梅は必要なのですが。

自分のデザインがどう影響しているのかを知る

データ分析の大切さに気づいたのは3社目に転職したときでした。
ECサイトの企画や広告運用も担当させていただき、データ分析も自分で見ながら(初心者なので調べながら…)自分のデザインはこのように影響しているんだ!と楽しみを覚えるようになりました。

実際、自分ではこの画像のほうが転換率があがるのでは?と思っていたものが、ABテストをしてみると真逆の答えがでたりと「自分の感覚での思い込みって良くないなぁ」、と気づかされたりしました。

仮説を立てテストを繰り返すうちに、よりお客様にとっての精度の高いページが出来上がっていきます。間違ったまま思い込みのまま突き進んでいくほど怖いものはありません…

最後に

主にECサイトでの経験を元に書いてきましたが、どの分野でも目的を明確化することは、道しるべになるので大変大事なことです。
入社より、お客様との打ち合わせに同席させていただいておりますが、増子や先輩方の作成した資料の内容の濃さに毎度「なるほど、だから〇〇なのか」と心服しております。(今も日々勉強させていただいてます)
今後も様々な分野のデザインに関わっていく中で「的」を見失わないことを心掛けたいと思います。

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